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高級腕時計(ロレックスなど)を利用して詐欺被害額約75億円、被害者600人以上

警視庁は、顧客から預かったロレックスなどの高級腕時計を騙し取ったとして、詐欺容疑で会社役員男性(40歳)逮捕しました。
2018年からの計4年半で新品のロレックスなど約3000本を顧客から預かっており、被害総額は約75億円、40都道府県の約600人以上の被害者がいると見られています。
警察によると、容疑者は顧客に対し、購入代金全額と売却益の50%を支払うなどとうたい委託販売契約を締結。
顧客に購入させて預かった腕時計を中国で高値で転売できると説明していたが、中国で買い手を探した形跡はなく、都内の質店で売却し別の顧客への支払いに充てる自転車操業を続けていた。
一部の顧客に対しては「他の顧客を紹介すれば、仲介料として購入代金の10%を支払う」などとも提案していて、ねずみ講のようなシステムで顧客を増やしていたとみられています。
今年の5月にも、高級腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」を運営していた元代表の男に詐欺容疑で逮捕状が出ていますが、男が海外に逃亡していて警察庁が外務省に対して旅券返還命令(いわゆるパスポートの返還)を申請している状況です。
こちらは、顧客から預かったロレックスを中心に約866本 (総額約18億4000万円相当の価値)未返還となっております。
事業内容は、顧客から預かった高級腕時計を、他人に貸し出して利益を得て、その一部を所有者に配当金として分配する仕組みのサービスを展開していました。
現在は、主にロレックスの腕時計が世界的に大人気で品薄状態になり、現存する時計の価値が市場価格よりプレミアム料金を上乗せせれて取引されている状況があり、このような詐欺などが横行しています。
海外では、偽物も氾濫しています。
話はそれますが、銅の価格が高騰していて、銅を盗む犯罪が増えている現状と同じで世の中の「何か」が高騰すると、それに伴う犯罪や詐欺などが横行します。
世の中に、旨い話はありません。
簡単に利益を生むサービス・商売は簡単に終わりを迎えます。
この手の詐欺は、本当に繰り返し・繰り返し、行われます。
最初は、配当金・手数料などは振り込まれますが、ほとんどの詐欺が歴史をなぞり、自転車操業で新規の顧客から騙し取った金銭・物などを既存の顧客に配当金として支払い、やがて行き詰まり配当金などが支払われなくなり詐欺として発覚する流れが繰り返し行われています。
皆様、旨い話は世の中、有りません。
十分に、用心して頂きますように、心よりお願い申し上げます。
 
2024年09月10日 12:50

言いがかり詐欺(警察官を利用した)の高額被害が多発しています。事例を3つ紹介します。

大阪府警は、9月6日に府内在住の男女2人が警察官をかたった詐欺被害に遭い、計1億3200万円を騙し取られたと発表しました。
府警特殊詐欺捜査課のよりますと、40代の男性会社員は8月14~29日、岡山県警を名乗る男性から電話を受け「SNS型投資詐欺事件の捜査資料にあなたの電話や口座がある」と伝えられた。
優先的に調査するために現金が必要だと言われ、相手が指定する口座に7回にわたり計4313万円を振り込んだという。

事例2
60代の無職女性は6月27日~7月29日、警察官を名乗る男性から電話で「詐欺グループを捕まえたが、あなたの個人情報を使って詐欺をしていた。事実を証明するために口座を調べる必要がある」などと言われた。
SNSでもやりとりし、相手に警察手帳の画像など見せられたことで信じ込み、17回にわたって計8916万円を振り込んだ。

事例3
9月9日、奈良県橿原市の女性会社員(44歳)が警察官を名乗る男性らに計268万円を騙し取られと発表しました。
兵庫県警によりますと、6日に仕事で兵庫県を訪れていた女性の携帯電話に、警察官を名乗る男性から「あなた名義のキャッシュカードが特殊詐欺の犯人のアジトから見つかった」「あなたの全財産の識別番号を調べる」などと嘘の電話があった。
女性は信じ込み、ネットバンキングを通じて、指定された口座に計268万円を振り込んでしまった。
同日に、上司に相談したことで被害が発覚したと言う。

検証してみましょう。
3被害者とも、警察官をかたる電話が本人にあった。(詐欺グループは不特定多数に無作為に電話して、繋がった相手を騙しているに過ぎません)
3被害者とも、あたかも電話にでた被害者を犯罪に加担しているように見せかけています。(そもそも、警察官が個人情報を確認せずに捜査情報を電話などで話しません、ほとんどの場合は、本人に直接、会いに訪ねてきます)
3被害者とも、電話の話・送信された画面(警察手帳の画像)のみのやり取りを信用してしまっています。
法治国家の日本で、犯罪をお金では解決はできません。
警察官が、お金の要求・振り込みを促す、口座の指定などは、絶対にありません。
警察官・裁判官・公務員などの権力をもつ人を信用や恐れを持ちがちになりますが、法にしてがって行動・手続きを求められる人物ですので、素早く、急いで、時間がありませんので、などの言葉が出た場合は、詐欺を疑いましょう。
このような電話は、全て詐欺です。
絶対に、お金を振り込んではいけません。
犯罪や法違反を金銭で解決することは出来ません。(すなわち、詐欺です)
あなたは特別です、あなただけに「こっそりの対処します」これらの言葉も、デタラメ・ウソ、で、なんの効果や特別など存在しません。
無視してください。
警察官と名乗る人物から電話・メール等がありましたら、まず、最初に「ご自身の名前をフルネームで確認を求めて下さい」
これだけでも、十分に詐欺と気づけるキッカケになります。
どうしても心配な方は。
警察専用ダイヤル #9110 に電話で相談しましょう。



 
2024年09月10日 11:31

神奈川県横浜市でビルから飛び降りた女性が、偶然に下を通行していた女性を巻き込み死亡させる。

昨日、神奈川県横浜市の商業ビルから飛び降り、自死しようとした女性(18歳)が偶然、通行していた女性(32歳)を巻き込み死亡させる事件が発生しました。
巻き込まれて死亡した女性は、まさか、自身が今日、命を絶たれるとは夢にも思っていなっかたはずです。
このように、人は、自身の病気など以外でも予期せぬ形で、突然に命を落とすことが日常的に起こるということです。
昨今では、今年の元旦に起きた能登半島地震は記憶に新しいと思いますが、災害などは頻繁に起きていますし、今後も温暖化などの影響で新しいタイプの災害や予測不可能な出来事も増えてくると言われています。
当事務所のホームページにも記載していますが、年間、約3万人もの方が突然死をします、2023年度の死者数は約159万人(1日、約4400人)の方が亡くなりました。
私を含め、誰にも、地位や身分・お金持ち・年齢・性別を関係なく等しく死は訪れます。
個人的に思うことは、死を予感・予測することは、生きている間に一度、考えてみる事だということです。
特に、50歳を超えると、死のリスクは格段に高まります。
ガンなどの病気に罹患するリスクも高まりますし、筋力・視力・体調の変化も目に見えて衰えてきます。
どうでしょう?
死を予測・予感、するキッカケにしてみては、いかがでしょうか?
2024年09月03日 15:42

マッチングアプリの光と闇について

マッチングアプリは、社会の中では男女の出会いのツールとしての認知度は、かなり浸透していると思います。
このブログでも紹介しました、若者や学生をターゲットにしたマルチ商法の勧誘で利用されていたのもマッチングアプリでした。
また、詐欺や性犯罪を目的に、既婚者が遊び相手を探したい為に・ホストが身分を隠してカモにする相手を探す為に・物を売りつける営業活動に利用したいが為に・宗教の勧誘など、登録をしている目的が様々な思惑が入り混じています。
マッチングアプリを運営する事業者も、会員の登録に対して裏どりや正確な個人情報を記載しているかの確認作業を実施している運営事業者は少ないのが実情です。
その為、犯罪などに利用されている側面も否定できません。
個人的な私見ですが、昨今の社会は恋愛がしにくいと思っています、恋愛に関しての男女の価値観や時間軸・恋愛に発展するまでのプロセスの複雑化・恋愛に至るまでの工程を上手く対処できない若者や男女が増えていると思います。
そうした中で、マッチングアプリ事業者などが活躍できる環境の素地が存在しているものだと感じています。
もはや、男女の出会いを求めるにはマッチングアプリを利用する方法が得策で利用するなとは言えない時代になっている現在を、自身を守り、安全に利用するためには運営事業者の選択が重要になります。
マッチングアプリ「ベアーズ」を運営しているエウレカがこの度、マイナンバーカードのICチップを読み取りを使用した本人確認を始めたと発表しました。
利用が浸透すれば、虚偽の登録や複数のアカウント取得を防止する精度が高まり、犯罪対策につながるとしています。
マイナンバーカードに記載されている生年月日や有効期限などを入力後にスマートフォンをカードにかざすと本人確認ができる。
政府もICチップを使った本人確認を、マッチングアプリ運営事業者に活用を呼び掛けています。


 

2024年09月03日 14:21

闇バイトの荷受け代行と言うアルバイトについて

最近、特に増えている、闇バイトです。
簡単に言うと、他人の自宅や空き家、レンタルオフィス・ホテルなどに詐欺師側が他人のクレジットカードを不正に使用して、ネット通販などで買い物をした商品を受け取るバイトです。
受けっとた商品を詐欺師側の指定する別の住所に、送りなおすバイトになります。
闇バイトのサイト、また、一般の求人誌には「商品を受け取っるだけで高収入」などと募集されていることが、ほとんどです。
このバイトも、犯罪に当たりますし、警察に逮捕・検挙される可能性があります。(犯罪に加担した)
特に、若者・学生などが、高収入に惹かれて手を染めやすい闇バイトの一種です。
簡単で、楽なバイトで高収入とうたっている求人は、闇バイトの可能性が非常に高いですし、求人の内容が曖昧で、ある場合が多いので気を付けましょう。
この手の闇バイトに一度、関りをもつと犯罪グループと縁が出来てしまい、脅されたり、個人情報を搾取されたり、と人生の歯車が狂わされることにも繋がります。
親御様の皆様には、ご自身の子供さんに、ぜひ、教えてあげて下さい。
個人的な感想ですが、今の若者、学生さんたちは自分の興味があることしか関心や目がいかず、世の中の幅広い知識や出来事に興味を示すことが薄く感じます。






 
2024年08月27日 10:47

兵庫県の2024年上半期(1月から6月)までの詐欺被害額を公表。総額62億円

昨日、兵庫県警は、2024年上半期の交流サイト(SNS)を悪用した詐欺被害額が総額62億円 被害件数 475件と発表しました。
内訳は、投資詐欺の被害額 約48億3千万円 件数 336件 ロマンス詐欺の被害額 約13億8千万円 件数 139件 となりました。
投資詐欺は、インスタグラム28% フェイスブック18% 投資サイト14% LINE15% その他25% 
ロマンス詐欺は、マッチングアプリ44% インスタグラム22% フェイスブック22% その他13%
最初のキッカケとなったツール(入口のこと)です。
投資詐欺の被害者は 70%は 50代~70代で比較的資力のある世代が目立ちます。
一方で、ロマンス詐欺は、40代~60代が 80%超を占めました。
いすれの詐欺も、被害者と接触した後は90%がLINEでのやりとりに移行し、スマートフォンで完結するため、周囲に気づかれにくい手法をとっているとみられる。
また、特殊詐欺(還付金詐欺・言いがかり詐欺・未払い金詐欺など)などの被害額は 約8億9千万円となっています。
皆様、決して他人事と思ってはいけません。
もはや、年齢・性別・職業問わず、誰にも、どなたにも、被害に遭遇する事態に現在はなっています。
騙す側の詐欺グループは組織的かつ、巧妙化し、最新のテクノロジーを使用して金銭を搾取するために心血を注いでいます。
そんな詐欺師側に、騙される側(被害者)私たち善良な市民が何も対策をしていない人達がほとんどです。
高齢者などは、金銭を騙し取られると生活は一変します。
心身に不調をきたし、亡くなる方もいますし、また、金銭的に余裕がなくなり生活水準の質が落ち、日々の生活にも困窮し、家族との関係も悪くなり孤立したりします。
現役世代の方は、お金を借りやすい為。借金をして用意したお金まで騙し取られる被害も多いので、悲惨度や深刻度は計り知れないものがあります。
本当に、騙されて金銭を奪われると、生活は一変しますので、皆様、対策をして下さい。
悲惨な状況を目の当たりにしている私どもが言える、心よりのお願いです。

 

2024年08月23日 11:07

前回、ブログで紹介した広島弁護士会に所属する弁護士の女の横領額が総額1億円以上か?

前回のお知らせしました、広島弁護士会に所属する女性弁護士(48歳)の余罪で横領額が総額1億円以上になる事が判明しました。
新たに、県内に住む男性1人から依頼を受けて預かっていた預金から合わせて1億円以上を横領したとして広島地検に再逮捕されました。
県内の成年被後見人の男性と、70代の男性から委任を受け、相続財産管理や相続手続きのお金を自身の口座で管理していた金を横領していた。
横領したお金は、エステや車の購入費に充てるなど、していたと言う事です。

 
2024年08月23日 10:39

弁護士が依頼者に渡す金銭を横領する事件が増えています。

2024年7月に広島弁護士会に所属する、弁護士の女性(48歳)が県内に住む70代の男性から相続財産の管理などを依頼され、預かった金のうち1890万円を横領した疑いで逮捕されました。
広島地検よりますと、預かった金を業務の為、口座に入れて保管していましたが、一昨年から今年5月にかけて、27回にわたり金を私的に使うために引き出すなどしていたという事です。
ほとんどの弁護士事務所は、依頼者にわたす金銭を、初めに自身の口座(弁護士事務所の口座)に入金します、入金させます。
そして、費用や弁護士報酬を差し引いてから、依頼者の口座に残金を弁護士事務所が振り込みます。
つまり、相続などの金銭、損害賠償金、示談金、和解金などで依頼者に支払われるお金は、最初に弁護士・弁護士事務所の口座に入金される手配がされています。
この流れが金銭のトラブルや不正・横領の温床となりやすいと言われています。
毎日新聞の記事によりますと、
2013年以降の11年間で、全国の弁護士の横領、詐欺、の被害額は約37億円、48人が逮捕・起訴されています。
逮捕・起訴されてはいないものの、所属の弁護士会から懲戒処分を受けた弁護士も多数おり、48人は氷山の一角とされています。
私ども、行政書士も依頼者の金銭を預かることは実務上は多少はございますが、弁護士ほど高額な金銭や頻繁にはありません。
ほとんどの弁護士・弁護士事務所が適正に金銭の管理をしていますが、記事にございますように一部の弁護士がお金の魔力に魅せられて横領などに手を染めてしまう現実があります。
皆様も、弁護士や行政書士・司法書士などに依頼することが、有るかと思いますが、金銭を適正に管理している事務所は依頼者に支払う・渡す、金銭は必ず、定められた期日まで依頼者の口座に振り込みます。
横領や不正なお金の使途をしている弁護士・弁護士事務所は、定められて期日までに依頼者の口座に金銭の振り込みが無かったり、遅れたり、理由をつけて支払はないことがほとんどです。(遅れる場合は、数か月も遅れる事例もあります)
このような場合、その事務所を疑うことも被害を未然に防ぐことにもなります。
決して肩書や地位を信用するのではなく、冷静な目で判断し、もし、不信感を抱いた場合は素早く対処することが重要です。
金銭の損害は、取り戻すには相手側の資産がなければ、たとえ裁判で勝訴してもどうにもならないのです。









 
2024年08月16日 17:01

特殊詐欺の被害者は年齢の若年化が進行しています。

2つ事例を、ご紹介します。
ケース1
高知県警は、高知市内に住む20代の女性が300万円を騙し取られたと発表しました。
警察によりますと、6月26日、20代の女性の携帯に「KDDIの職員」と名乗る男から電話があり、ある事件の犯人の緊急連絡先に登録されていた。不正契約と判明してたが、心当たりはないかとありました。
その後、「群馬県警の警察官」を名乗る男に代わり、「未解決事件に関わった容疑者として浮上していて、逮捕状が出ている」などと言われ、警察手帳などの写真が送られてきました。
後日、再び、警察庁や群馬県警を名乗る男から電話があり、「事件の容疑者から除外される方法」として金銭を求められ、女性は指定された口座に300万円を送金し、騙し取られたということです。

ケース2
長崎県に住む、20代の女性がインスタグラムの副業な関する広告がキッカケで約200万円を騙し取られました。
警察の調べによりますと、2024年3月にインスタグラムの副業に関する広告を見て興味をもちタップしたところ、「ご参加様はこちらに」というLINEアカウント名の人物とつながりました。
女性は、その人物から電話やLINEで副業を行う際のサポートプランを勧められました。
「色々なサポートプランがありますが、手厚いサポートを行う200万円のプランをお勧めします」
「優秀なアドバイザーがサポートさせて頂きますので安心して仕事を進めていきましょう」
「問題なく収益が上げられます」
などと言われ、信じた女性は、サポート代として合計4回にわたり指定された口座に約196万8千円を振り込み、騙し足られました。
女性は、商品画像などをメルカリに出品する副業を数回しましたが利益はなく、サポート代の返金を求めても連絡ないことから不審に思い、警察に相談して被害が発覚したということです。
警察は、ネットで儲かる副業を募集する詐欺の手口が横行しており、「簡単にもうかる副業」等の広告には安易に申し込まないように注意を呼び掛けています。

副業を舞台にした詐欺の手口で、2か月前に大きな組織グループが摘発されています。
被害者のほとんどが女性でした。
最近の特殊詐欺は、実に手が込んでいまして、警察官、銀行員、国税局職員など、肩書を多岐にわたり利用して、騙す相手に心理的に恐怖心を与える言葉を羅列し金銭を騙し取ろうとします。
そして、突然に電話やメールが送信されてきますが、不特定多数に無作為に連絡して、アクションがあった相手をカモにしている現状です。
安易に信用せずに、疑いの目を持ちましょう。
騙される人は、ほとんどが真面目な方ですので、身に覚えのない話には無視・無視しましょう。
ほとんどの事が、一刻を争うことなど、人生においてほとんどありません。
落ち着いて、無視無視してください。
どうしても心配な方は、警察専用ダイヤル #9110に電話してください。
必ず、金銭を振り込む前に、#9110に電話して相談してください。

 
2024年08月09日 13:16

社会福祉法人の運営資金の横領が増えています。

特別養護老人ホーム(特養)を運営する社会福祉法人の運営資金の横領が全国で相次いでいます。。
今回は、直近の3件をご紹介します。
事例1
神奈川県川崎市の社会福祉法人「母子育成会」が運営する特別養護老人ホームの前理事長が8億5000万円を横領したとして逮捕・裁判が始まっています。
この施設には、約220人が生活しています。
裁判の中で、全理事長は横領した金を愛人や競走馬の餌代などに使用していました。(2024年5月)

事例2
静岡県静岡市の社会福祉法人「誠心会」が運営する特別老人ホームの前理事長で元警察官の男(43歳)と団体職員の男(52歳)が運営資金の約7000万円を横領し逮捕されました。(2024年7月)

事例3
東京都墨田区の社会福祉法人「寿老福祉会」が運営する特別老人ホームの前理事長の男(61歳)が運営資金の約8000万円を横領したとして逮捕されました。(2024年1月)
特別養護老人ホームは公的な施設で介護報酬が主な収入となります。
有料老人ホームとは、個人の資金で入居し、入居の際は高額の資金が必要であり、生活の費用は個人の年金が充てられるのが特長です。
特別老人ホームの理事会は独裁な経営や理事会がお飾りで機能していない場合も多く、今回、ご紹介した3施設も理事会は全く機能していなっかたの見られています。



















 
2024年08月06日 20:34

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