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大阪府内の還付金詐欺で過去最大の被害額3270万円を騙し取られる。

大阪府警は、府内に住む40代の兄弟が2025年1月、約3270万円の還付金詐欺の被害に遭ったと発表しました。
大阪府内の還付金詐欺の被害額としては過去最大になります。
被害にあったのは府内に住む40代の長男・長女・次女のきょうだい3人で、今年1月に固定電話で区役所職員をかたる男から電話があり、昨年亡くなった父親について「医療費控除があります。役所で手続きできないので銀行で手続きします(この時点で怪しいと気づいて欲しいです・銀行で手続きなんてあり得ません(還付金の手続きは行政がします・確定申告をした場合、会社員なら年末調整などで)と連絡がありました。
医療費の還付があると信じた長女に、その後、銀行員と名乗る男性から連絡があり、受け取るには手数料が必要などと言われ、他の兄弟とともに1月6日から17日の間に32回にわたり計3270万円を指定の口座に振り込んで騙し取られました。
振込金額は一度に40万円台から140万円台と幅があり、その多くの金額の下3ケタが「312円」となっていたという事です。
この数字は、個人的な私見ですが最後の数字に「312を加えることでお金を振り込んでいる事を隠す意味合いがあるのでは」と推測します。
還付金詐欺は、投資詐欺・ロマンス詐欺などの新たな手口で減少傾向でしたが、それでも毎年一定数の被害は発生しています。
還付金は確定申告・年末調整などで申告をして多く支払いをしている場合に、還付する金銭がある場合に支払われます。
支払われる場合は、(電話ではありません)、申告時に記載した銀行口座に、数日後に支払われます。
つまり、手続きの手間と時間を必要とします。
すぐに還付金が支払われることなど、絶対にあり得ないのです。
行政(区役所・町役場など)を名乗る電話・メールは、全て詐欺だと思ってください。
皆様、安易に信用せず、何か解らないことがあれば、スマホなどで調べる癖を身につけましょう。


 
2025年02月11日 11:57

宝くじ当選詐欺で2700万円の被害が、また発生しています。

宮崎県宮崎市の男性から現金、約2700万円を騙し取った疑いで、特殊詐欺グループの「出し子」とみられる男女3人が逮捕されました。
警察によりますと、男女3人らは2018年、宮崎市の50代の男性に対して、ネット銀行の担当者を名乗り「2億円が当選し、受け取り手続きの為にポイント購入が必要」などと嘘のメールを送信。
男性に約1800万円を振り込ませて騙し取った疑いです。
また、訴追弁護団を名乗って嘘のメールを送信し、男性からさらに900万円を騙し取った容疑でも逮捕されています。
この男性は、合計で約2700万円の被害に遭ったという事です。
なぜ、2018年の被害が今、公表されたかと申しますと、逮捕されたのが最近だからということになります。
前回にも、宝くじ当選詐欺の記事をブログでお知らせしましたが、毎年・毎年、宝くじ当選詐欺は一定数の被害者を確実に生んでいます。
手口は、不特定多数にランダムで送信できるアプリを使用し、そのメールや電話を受信した相手方が「宝くじ当選」の話を聴き、興味やアクションを起こした人物を言葉巧みに「当選金を受け取る為には、手数料が必要だ」などと言い、金銭や電子マネー利用権などを騙し取ることです。
前回も、申しましたが「宝くじ当選」の電話やメールは、全て・全て詐欺、詐欺です。
自分だけ「特別」なんてことは絶対にあり得ません、もう一度言いますが、ご自身だけ「特別」はあり得ません。
冷静に、対処し、詐欺ですので、すぐに着信拒否・無視、または警察に連絡してください。


 
2025年02月11日 11:13

QRコードを使用した詐欺が急増しています。

詐欺師にとっても、便利なQRコード決済の詐欺が急増しています。
昨今は、キャシュレス化の進展で利用数が増加していますが、それに伴って詐欺被害や詐欺被害金額も増えています。
チラシやネット通販などの注文を通じて偽のQRコードに誘導し、金銭や個人情報を盗み取る手口です。
日本ブルーポイントの調べによりますと、日本に向けてのニセのQRコードを添付したEメールは、ひと月に約25万件も送られているそうです。
日本が全世界の84%を占めています。
事例としまして、
郵便ポストに「家賃の支払いがオンライン化されました」というチラシが投函されていて、記載されているQRコードを読み取り、偽の振込先に家賃を振り込んでしまい、お金を騙し取られたという。
偽サイトや悪質サイトで商品を購入し、後日サイト側から「在庫がないので○○ペイで返金します」とQRコードが送信され、指示通りに指定のコードを入力すると、実際は金額が入力されていて金銭を騙し取られるという被害です。
つまり、最初に商品を購入した代金と返金のためのニセのQRコードで振り込んでしまった2重の被害に遭ってしまう形になります。
海外では、フードコーナーで偽のQRコードに張り替えられていて注文・決済するとカード情報が盗まれる。
電動キックボードの貸し出し・駐車料金の支払い・自販機の支払い、などのQRコードが、上から偽のQRコードに張り替えられている、など
これらの事例は、日本でも確認されているそうです。
なぜ、偽QRコードの手口が増加しているかと言うと、QRコードの作成が簡単に作ることが可能ということです。
国民生活センターの相談件数は、2023年度4月は21件だったのが、2024年度4月は444件と約20倍に増加しています。
返金などで、QRコードを指定してくる業者は詐欺の可能性が非常に高いので、慎重に対応し、必ず、銀行振り込みに変更する依頼をすることお勧めします。





 
2025年02月04日 11:37

16歳の女子高生が出し子(詐欺被害金をATMで引き出す役目)で逮捕

埼玉県警は、1月24日、窃盗の疑いで滋賀県東近江市の高校1年生の女子高生(16歳)を逮捕しました。
逮捕容疑は、吉川市内の金融機関ATMで不正に入手した他人名義のキャッシュカード1枚を使い、現金44万6千円を引き出した疑いです。
「携帯電話で通話しながらATMでお金を下ろしている不審な女性がいる」と通報があり、警察官が現場に駆け付けATMから出てきた女子生徒に職務質問したところ、「他人のキャッシュカードでお金を下ろしたことを認めたため」逮捕したという事です。
この記事を読んで、詐欺グループの出し子・受け子(騙された被害金額の受け取り・ATMでの引き出し)低年齢化が増々、進んでいることの現実を如実に表していると思います。
世間を騒がしている闇バイトなどもそうですが、大部分は若年層が占めています。
年頃の子をもつ親御さんには、ぜひ、闇バイトなどについてお子さんに真剣に話しをすることを、ぜひ、してください。
また、世の中の事件や情報などを知っているかの確認をしてください。
それだけでも、お子さんの意識が変わりますので。
2025年01月28日 12:54

10億円、当選しました。ショートメール(電話番号で送信する方法)で1300万円騙し取られる

秋田県秋田市に住む60代の女性が「10億円、当選しました」というショートメールをキッカケに電子マネー利用権約1300万円分を騙し取られる被害に遭いました。
警察によりますと、2024年12月に女性のスマートフォンに「あなたの携帯番号が10億円に当選しました」と言うショートメールが送信されてきました。
女性がショートメールに添付されたURLにアクセスしたところ、相手から当選金を受け取る為の手数料を電子マネーで支払うよう指示されました。
女性は、2025年1月7日までに複数回にわたり、秋田市内のコンビニなどで電子マネーを購入し、約1300万円の利用権を騙し取られました。
警察は、電話やメールによる金の要求や電子マネーの購入の要求があった場合は、1人で判断せずに警察に相談するよう呼び掛けています。

以前にも、当ブログで紹介しましたが宝くじなどのニセの当選詐欺はデジタル社会になる遥か以前から存在しています。
この手の手口は、不特定多数にランダムに送信できるアプリを使用し、受信した相手がアクションを起こした人物をカモにして金銭などを騙し取る手口です。
宝くじなどの当選結果を個人に知らせる義務はなく、毎年、みずほ銀行が委託を受けて発行しているジャンボ宝くじなどの当選金が無効になっていることを公表しています。
つまり、あなたの電話やメールに届いた「当選しました」という知らせは、全て詐欺なのです。
ですので、この手の電話やメールが届いた皆様、無視・無視をしてください。
電話なら、すぐに着信拒否や電話を切りましょう。メールの場合でも同様にしてください。
宝くじ当選詐欺は、毎年、一定程度の被害者が存在していますので、そんな偶然や突然の高額当選の話に驚かず、ウキウキせずに、そんなうまい話が急に転がり込んでくると信用せずに、現実に存在しませんので
絶対に、返信したりせず、電話の場合はすぐに切りましょう。


 
2025年01月28日 12:09

点検商法のリフォーム会社が警視庁に逮捕されました。

「大手ガス会社から点検を頼まれました」などと、嘘を言って高齢女性の自宅を訪問し工事代金を騙し取ったとして、警視庁がリフォーム会社の従業員を逮捕しました。
神奈川県横浜市のリフォーム会社「ユメホーム」の従業員の男性(31歳)は昨年、東京足立区の80代の女性に嘘を言って工事代金33万円を騙し取った疑いが持たれています。
警視庁によりますと、容疑者は「大手のガス給湯油器販売会社から点検を頼まれた」言って女性宅を訪問し、そのうえで「給水管に垢がたまっている。ガスが使えなくなる恐れがある」などと嘘を言って、
実際にはしていない工事代金を騙し取っていたという事です。
このリフォーム会社の口座には、複数の被害者から総額1億4000万円ほどの入金が確認されていて、警視庁が被害の確認を進めるとともに会社の関与も調べています。
このような、悪徳業者の訪問販売や点検商法による高齢者の被害が後を絶ちません。
この手の商法は、私どもなどが即座に対応すれば、被害を防ぐことが可能な事例が沢山ございます。
高齢者は足腰が弱っていたりし、工事をしたと言われても確認を取る事も難しく、また勝手に悪徳業者が工事を始めたり・見積書を契約書と騙したりして高額な金銭を要求し、支払わせようとします。
今回の件では、そもそも工事すらしていない事例でしたので分かりやすいですが、ある業者などは適当な工事の形跡を残したり、金額に見合わない簡単な作業をして(そもそも工事が適切に行われていないケースがほとんどです)工事代金を吹っかけているケースがほとんどです。
訪問販売に該当しますので、クーリングオフ制度が適用され、無条件で契約しても解約ができます。
ですので、やはり被害に遭った場合には即座に対応する必要がありますので、私どものような事務所と見守り契約を結んでいると安心ですし、支払った金銭を取り返すことも可能ですし警察に適切に対応を求めることも出来ます。
騙されない為の準備・対策をしましょう。




 
2025年01月17日 12:08

弁護士法人が破産。主に特殊詐欺・投資詐欺・ロマンス詐欺などの事案を対応していた。

弁護士法人横山法律事務所(東京都港区)は2025年1月10日に東京地裁より破産開始決定を受けました。
この事務所は設立以来、マッチングアプリ詐欺・ロマンス詐欺・投資詐欺・特殊詐欺などの詐欺案件を主に対応し、web広告などで集客を行い、受任件数は2022年5月時点で1000件を超えていた。
しかし、着手金を得て受任した国際ロマンス詐欺の被害回復の適切な対応をしなかったとしてトラブルになり、2024年5月には第一東京弁護士会より懲戒手続きに付されていた。
その後、2024年8月14日に債権者への公正な弁済の為、第一東京弁護士会が破産を申し立てていた。

なお、破産管財人は情報提供用のホームページ(https://tfsbt-kannzai.com/)開設しています。
この事務所に依頼された方は、こちらに問い合わせしてください。
 
2025年01月17日 11:46

国民生活センターが警鐘を。総務省やNTTをかたり

国民生活センターが警鐘をならしています。
総務省やNTTをかたり、「2時間後に電話が使えなくなる」と告げて個人情報を聞き出す不審な電話に関する相談が急増しています。
国民生活センターは「個人情報は絶対に伝えないで」と呼び掛けています。
50代の女性は、NTTをかたる自動音声で電話があり、「2時間後にこの電話が使えなくなる。オペレーターと話す方は1番を押すように」と言われ応答し、男性のオペレーターにつながり、住所・氏名・生年月日などを伝えてしまったと言います。
国民生活センターは、総務省やNTTからこのような電話をすることはない、と警鐘をならしています。
 
2025年01月17日 11:28

新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。
2025年度も、アーセル法務事務所を、宜しくお願い申し上げます。
2025年は、依頼者の皆様のニーズがより細分化している現状に照らして固定概念に縛られず、チャレンジ精神で依頼者の皆様の満足度を高めていきたいと新年の目標としています。
最近は世の中の変化のスピードが早く、情報に右往左往していく中でご自身の生活を穏やかに過ごすには知識や行動は不可欠です。
2025年度は団塊の世代の皆様が全て後期高齢者(75歳以上)に突入し、今後10年間は死者数も増加し、生き方や人生観もより変化が如実に表れてきますので皆様の要望に遅れなく対応していきます。
本年も、アーセル法務事務所を、ご贔屓にして頂きますように、宜しくお願い申し上げます。
2025年01月14日 10:41

2024年、当事務所の挨拶です。

2024年、午前をもちまして本年の営業を終了します。
本年、当事務所に依頼して頂いた、お客様、関係各位の皆様、本当にありがとうございました。
全力で、丁寧に業務に取り組んで参りましたが、至らない点もあったと思いますし、気持ちを害されて方もいたと推察します。
その点を反省材料し、今後の事務所運営に活かしていきたいと心より感じています。
本年は、お世話になりました皆様、感謝申し上げます。
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
新年は、1月9日から営業します。
メール等の相談などは、お休み期間でも受け付けています。


 
2024年12月30日 14:30

アーセル法務事務所

事務所名 アーセル法務事務所
所在地 〒657-0864
兵庫県神戸市灘区
新在家南町5-11-13
TEL/FAX 078-277-0003

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