点検商法のリフォーム会社が警視庁に逮捕されました。
「大手ガス会社から点検を頼まれました」などと、嘘を言って高齢女性の自宅を訪問し工事代金を騙し取ったとして、警視庁がリフォーム会社の従業員を逮捕しました。神奈川県横浜市のリフォーム会社「ユメホーム」の従業員の男性(31歳)は昨年、東京足立区の80代の女性に嘘を言って工事代金33万円を騙し取った疑いが持たれています。
警視庁によりますと、容疑者は「大手のガス給湯油器販売会社から点検を頼まれた」言って女性宅を訪問し、そのうえで「給水管に垢がたまっている。ガスが使えなくなる恐れがある」などと嘘を言って、
実際にはしていない工事代金を騙し取っていたという事です。
このリフォーム会社の口座には、複数の被害者から総額1億4000万円ほどの入金が確認されていて、警視庁が被害の確認を進めるとともに会社の関与も調べています。
このような、悪徳業者の訪問販売や点検商法による高齢者の被害が後を絶ちません。
この手の商法は、私どもなどが即座に対応すれば、被害を防ぐことが可能な事例が沢山ございます。
高齢者は足腰が弱っていたりし、工事をしたと言われても確認を取る事も難しく、また勝手に悪徳業者が工事を始めたり・見積書を契約書と騙したりして高額な金銭を要求し、支払わせようとします。
今回の件では、そもそも工事すらしていない事例でしたので分かりやすいですが、ある業者などは適当な工事の形跡を残したり、金額に見合わない簡単な作業をして(そもそも工事が適切に行われていないケースがほとんどです)工事代金を吹っかけているケースがほとんどです。
訪問販売に該当しますので、クーリングオフ制度が適用され、無条件で契約しても解約ができます。
ですので、やはり被害に遭った場合には即座に対応する必要がありますので、私どものような事務所と見守り契約を結んでいると安心ですし、支払った金銭を取り返すことも可能ですし警察に適切に対応を求めることも出来ます。
騙されない為の準備・対策をしましょう。
2025年01月17日 12:08