弁護士が約1億4000万円余りを横領(B型肝炎訴訟の弁護団長が)
あまり公にしたくは有りませんが、注目度もある弁護団の団長を務めていた弁護士の横領事件で、心が痛みます。
当ブログで紹介する理由と致しまして、皆様に知って頂きたいことは「肩書を信用しない・人のすることに絶対はない」を改めて認識して頂きたいためです。
当ブログでも何度も紹介していますが、裁判官・弁護士・警察官・公務員・銀行員・教師・医師・国会議員などの聖職者と呼ばれる職業の方の横領や金銭が絡むなどの事件は報道される以外にも沢山ございます(もちろん、我々、行政書士も例外ではございません)
直近では、救急救命士(救急車に乗り込んで仕事をする方)が救急活動で訪れた、ご自宅の中で金銭等を搾取する事件が報道されています(被害者が約170人程いると報道されています)
人は肩書や地位があろうと、弱い生き物です。
自身の欲望や金銭的に困っていた場合など、その状況に心・意思が負けてしまうことは一般の方と何ら変わりません。
肩書や地位を信用せずに、その人を個人を信頼するように心掛けてください。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、熊本市の元弁護士の男性(63歳)で全国B型肝炎熊本訴訟の弁護団長を務めていました。
容疑は、弁護団長を務めていた7年前の5月から12月までの間、管理する弁護団の口座から自分で使う目的で12回にわたり金を引き出し、約368万円を横領した疑いがもたれています。
後任の弁護団長によりますと、弁護団費用を含め約1億4445万円が使途不明金と判明しています。
元弁護士(63歳)が事務所経費や住宅の借入金返済に充てる目的で着服したとして、県弁護士会が刑事告発し、弁護団が刑事告訴しています。
2025年02月21日 09:55