なくならない悪徳業者のリフォーム詐欺、男女10人を逮捕
ウソを言って屋根の修理代金を騙し取ろうとしたとして、埼玉県警は6月12日に詐欺未遂と特定商取引法違反(不実告知)の疑いで、埼玉県川口市のリフォーム会社「ReLife」代表の男女10人を逮捕しました。1都5県で約8億円の契約があり、埼玉県警は詐欺事件の可能性もあると調べています。
逮捕容疑は、昨年5月に70代の女性に「屋根の修理をしないと雨漏りしてしまう」と嘘を言い、補修工事の名目で約291万円を騙し取らうとした疑いです。
容疑者らは、別の会社を名乗り、2人1組で被害者宅を訪問していた。
不審に思った女性がクーリングオフした。
県警は、同社を捜索し、契約書などを押収し、2023年11月から2024年7月までに同じ手口で約700件(約8億円)を契約したとみられる。
なくならない、この手の悪徳業者による訪問による詐欺的な契約は後を絶ちません。
訪問による契約は、グーリングオフ適用されますが、高齢者などは「よくわからない」「知ってはいるがやり方がわからない」「あきらめる」など、泣き寝入りするケースがよく見られます。
今回の事件も逮捕されるまでに、約700件もの契約をしている実態が如実に証明しています。
近くに親族やお子さんなどがいて、相談しやすい環境があれば違いますが、そうでない状況であることが約700件も存在している現状を鑑みり、やはり、信頼できる第三者が必要だと思います。
いつでも、近くに相談しやすい人がいれば、防げる可能性があるという事です。
病気や不慮の事故で、命を失うこともありますが、高齢者にとって金銭を騙し取られることは命を失う事と同様のダメージを与えます。
特殊詐欺などで、老後の生活の為のお金を失うと、心身の健康を害し、死期を早めたり、またはショックと自責の念で亡くなる方もいます。
末永く、安心して日々の日常を過ごしていくには、現在の世の中では対策をしていないと難しい時代になっています。
特に、それなりの資産や資金をお持ちの高齢者は詐欺師に狙われるターゲットにされているからです。
対策をしましょう。
何も、していないと騙されます。
高齢者に限らず、年代や性別、職業など関係なく、現在は特殊詐欺・ロマンス詐欺・投資詐欺など、あらゆる詐欺が横行し、最新のテクノロジーを使用して効率よく騙す手口が蔓延しています。
少しでも、騙されないようにするには、世の中の出来事に関心を持つことが不可欠です。
2025年06月27日 12:49