10億円、当選しました。ショートメール(電話番号で送信する方法)で1300万円騙し取られる
秋田県秋田市に住む60代の女性が「10億円、当選しました」というショートメールをキッカケに電子マネー利用権約1300万円分を騙し取られる被害に遭いました。警察によりますと、2024年12月に女性のスマートフォンに「あなたの携帯番号が10億円に当選しました」と言うショートメールが送信されてきました。
女性がショートメールに添付されたURLにアクセスしたところ、相手から当選金を受け取る為の手数料を電子マネーで支払うよう指示されました。
女性は、2025年1月7日までに複数回にわたり、秋田市内のコンビニなどで電子マネーを購入し、約1300万円の利用権を騙し取られました。
警察は、電話やメールによる金の要求や電子マネーの購入の要求があった場合は、1人で判断せずに警察に相談するよう呼び掛けています。
以前にも、当ブログで紹介しましたが宝くじなどのニセの当選詐欺はデジタル社会になる遥か以前から存在しています。
この手の手口は、不特定多数にランダムに送信できるアプリを使用し、受信した相手がアクションを起こした人物をカモにして金銭などを騙し取る手口です。
宝くじなどの当選結果を個人に知らせる義務はなく、毎年、みずほ銀行が委託を受けて発行しているジャンボ宝くじなどの当選金が無効になっていることを公表しています。
つまり、あなたの電話やメールに届いた「当選しました」という知らせは、全て詐欺なのです。
ですので、この手の電話やメールが届いた皆様、無視・無視をしてください。
電話なら、すぐに着信拒否や電話を切りましょう。メールの場合でも同様にしてください。
宝くじ当選詐欺は、毎年、一定程度の被害者が存在していますので、そんな偶然や突然の高額当選の話に驚かず、ウキウキせずに、そんなうまい話が急に転がり込んでくると信用せずに、現実に存在しませんので
絶対に、返信したりせず、電話の場合はすぐに切りましょう。
2025年01月28日 12:09