総額870億円を違法に集めた、コンサルタント会社「グローバルインベストメントラボ」の代表の男を含め男女6人が金融商品取引法違反で逮捕されました。
国の登録を受けずに(いわゆる無登録)海外の金融商品への出資金を集めていました。
逮捕容疑は、2018年から2023年に国の登録を受けずに男女14人に海外の金融商品「スターリングハウストラスト」への出資を募り、{配当は年利12%で元本保証}(あり得ないし、元本保証を口に出した時点で違法であり、詐欺です)などとうたい勧誘し、2024年までの10年間で、7300人から計870億円を集めたとされています。
同社は、出資者と秘密保持契約を書面で交わし、第三者に出資の事実を開示しないように求めていた他、「商品の情報を漏らせば、損害賠償を請求する」と口頭で話すなどしていました。
短期で契約を解約する場合は手数料を要求し、出資から1年未満は出資額の20%、1年から2年は10%を支払うことを求めていたとして解約を諦める出資者もいたと言います。
勧誘は、1000人規模の人員を使い、大規模に展開し出資者を募っていた。
金融庁は、2023年6月に金融商品取引法違反{無登録営業}で、営業行為の禁止・停止を命令していました。
手口としまして
出資した女性は
契約する際に秘密保持契約を結ばされ、他人に口外しないなどし、悪い噂や評判が流れることを防いでいたと話しています。
また、解約に至っても、出資金が返還されることがなっかたとも話しています。
元フジテレビのアナウンサーの方も被害に遭われたとSNSで公表しています。(損害は数千万だと言われています)
実質経営者の男(50歳)は65億円・役員の男(65歳)は11億円・役員の男(39歳)は10億円が渡り、クルーザーパーティーや高級外車・ブランド品などに充てられていました。(例にもれなく、代表の男らは豪遊して派手な生活をしています、この手の話や見聞きした場合はお金を出しては絶対にダメです)
前回にブログで紹介した、ポンジスキームの被害金は約250億円でしたが、今回は、さらに上回る約870億円です。
どちらも高額な金額で、被害者も多数に上ります。
今回の逮捕容疑は出資法違反ですが、のちに詐欺罪でも立件されると思います。
詐欺師側が逮捕されたからと言って、被害金額が返還される保証はありませんし、ほとんどの場合は難しいです。
ポンジスキーム詐欺は、自転車操業の詐欺ですので破綻する時点において配当金に回す金銭が有りませんので発覚します。
言い換えると、配当金が振り込まれる間は、まだ騙す被害者を勧誘できている・配当に回すだけの新規顧客(被害者)の金銭がある、ということです。
被害者は、結局、泣き寝入りになります。
幾度となく、当事務所のブログで手口や詐欺被害のケースを紹介していますが、被害者は後を絶ちません。
「元本保証」の商品は、世の中にございません。
今回のケースは、年利12%でしたが、こんな高配当の商品もございません。
これらの営業トークが発せられたら、それは「詐欺」なのです。
知人の紹介で購入したケースも沢山ございますが、これらも非常に危険です(良い話しかしません・また紹介料が支払われるのでマルチ商法の場合もあります)
投資・金融商品を購入を考えられるなら、正規の窓口の証券会社・銀行などを利用し、投資信託・金融商品を購入してください。
そうすることで、「騙される」という行為は確実に回避できます。
一般的な運用利率
・国債の10債権 年2.8%(直近でつけた最高値)
・S&P500の長期平均リターン 年率、約7%
・オルカン(全世界株式)の長期平均リターン 年率約5~7%
・高配当FTEの配当利回り 年率2~4%程度
今回の詐欺・ポンジスキームの年率 12%がいかに高いかが、よく知ることができると思います。
2026年05月19日 10:36