22億円投資詐欺・弁護士の男が拘禁刑4年の判決に
国債に関わる架空の投資話を持ち掛け、担保金名目で3人から計22億円を騙し取ったとして、詐欺罪に問われた東京弁護士会所属の弁護士の男(35歳)に名古屋地裁は拘禁刑4年の判決を言い渡した。裁判長は、判決理由として、社会的信用性の高い弁護士であり「出資者に投資案件が実在することの誤診を強めさせた」などと、指摘。
搾取金を分配して共犯者らに送金し、引き出しやすいように虚偽の書面を作成するなど不可欠な役割を果たし、計4800万円の報酬を受けとった。
ほとんどの弁護士の先生の方は、真面目に誠心誠意、業務に真剣に取り組んでいらしゃいますが、ごく一部の悪質な弁護士の詐欺や横領事件が昨今、頻繁に起きています。
また、被害金額が高額で、悪質性が高い事案が目につきます。
私どもの、行政書士・司法書士などでも、似たような事件は発生していますが、業務的に出来る範囲が限られてきますので、金銭的には少額なケースが多いのに対して、弁護士の先生は法律行為の全てを行う事が出来るために、被害金額が高額になりがちであり、たとえ検挙され有罪になったとしても被害者の被害弁済が困難になりうる事態が想像されます。
皆様におかれましたは、身分・肩書を信用するのではなく、一個人の人格・人間性を信用・信頼するように心掛けてくださいますように。
2025年11月11日 11:53