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俳優・歌手の中山美穂さんのお風呂場での溺死について

先日、俳優・歌手の中山美穂さんが自宅のお風呂場の浴槽に顔が沈んだ状態で亡くなっているのが発見されたました。
皆様も報道等で、ご存じだと思いますがお風呂場での溺死・溺水事故は厚生労働省の人口動態統計によりますと、2019年度は、5666人の方が亡くなっています。(自宅内の浴槽による溺水事故が90%占めます)
この数字は、交通事故の死者数 4279人 火災による死者数 1004人よりも多い数字になります。(合算で1万949人が突然死)
年々増加傾向です。
理由としまして、やはり高齢化が進行している現状で今後も増加していくと予測されています。(2025年度には団塊の世代がすべて後期高齢者の75歳以上になります)
死者数の内訳を見てみますと、高齢者の割合が高く65歳以上の方が90%を占めています。
今回のケースでは、中山さんは54歳と比較的年齢は若くありますが決して高齢者のみが亡くなる訳でもございません。
私の知っているケースでは中学生でもお風呂場の浴槽で溺死している事故を確認しています。
特に、冬場になりますと外気温との差によるヒートショックが一般的によく知られていますが、浴槽内では体温の急上昇により意識が遠のく熱中症になり亡くなる方が多いとの報告もございます。
入浴中の熱中症を予防するには
熱中症の意識障害がを防ぐには体温の38℃を越えないことが重要で、湯船の温度は41℃以下で10分までに上がることが大切だという事です。
単身の高齢者世帯また高齢者夫婦のみの世帯が増加していますので、対策や周知をしていかないと不慮の事故による突然死の死者数は間違いなく増加します。
万が一の為にも、遺言状や死後事務委任契約の準備を真剣に活用していくことは、とても重要になっていきます。




 
2024年12月13日 10:01

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