投資詐欺で得た資金をマネーロンダリング、約33億円を逮捕しました。
福岡・佐賀の両県警は4月18日、中国籍で雑貨販売・輸出入会社「川阪」代表取締役の男(36歳)と妻(36歳)の両容疑者を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の疑いで逮捕しました。同社に入金された詐欺被害金は約33億円に上ると言う。
両県警によりますと、川阪は2014年5月設立で、輸出入業などで稼働実績があり川阪名義の複数の口座に2020年11月から2023年9月に投資詐欺や還付金詐欺などに遭った全国都道府県の被害者約450人が入金するなどした計1200の借名口座から、約33億円が送金されていた。
その際、川阪の取引先で中国拠点の2社を送金業者に使い、正当な取引のように見せかけていました。
このうち、逮捕容疑は2023年6月19日から28日、外国為替証拠金取引(FX)の投資名目で騙し取った計2855万円を、正当な取引を装って合同会社の口座から川阪名義の2口座に送金させ、犯罪収益を取得したとしている。
両県警は、詐欺被害金が入金された合同会社などの口座を氏名不詳者らの詐欺グループやカンボジア拠点の詐欺グループに譲渡したとして、別の中国人2人を犯罪収益移転防止法違反などで今年3月までに逮捕していた。
資金洗浄した33億円の大部分が海外に流れた可能性もあるとみて、捜査を進めています。
もし警察が、この容疑者の資金を確保していた場合は、被害に遭われて方(被害者)心当たりがある方は騙し取られたお金を取り戻すことが出来るかも?しれません。
法務省が運営する、被害回復給付金支給制度がございます。
詳細は、法務省もしくは検察庁のホームページを検索してください。
2025年04月22日 12:25