アーセル法務事務所|兵庫県神戸市の行政書士

兵庫県神戸市の行政書士事務所。死後事務と高齢者・若者向け見守り事業に特化した事務所

ホームブログ ≫ 老人ホームの職員による入居者様への窃盗が非常に増えています。 ≫

老人ホームの職員による入居者様への窃盗が非常に増えています。

当事務所のある神戸市の介護付き有料老人ホーム「ほっと俱楽部」が運営する光栄メディカルを神戸市は3月28日付けで、3か月間の新規利用者の停止処分したと発表しました。
市監査指導部によりますと、元職員の60代の女性は在職中に入居者の健康相談や生活援助などを担当し、日常的に居室に出入りしていたという。
市は2024年1月、元職員が神戸西署に窃盗の疑いで逮捕され、事案を把握。
「入居者への経済虐待があった」と判断し、介護保険法に基づく監査に着手した。
市によると、元職員は施設に勤務していた2018年11月ごろから2024年1月にかけて、高齢者の入居者3人からキャッシュカードや通帳を盗み、預金口座から現金計638万円を引き出した。
市の調査では444万円の被害を受けた人もいたということです。

老人ホームの職員による窃盗事件は非常に多く発生し、職種を問わず、施設長・ケアマネジャー・担当の介護士などの窃盗事件が報告されています。
やはり、密室であり、入居者の財産に触れる機会が多く、また親族などの監視が行き届かないなど、理由は沢山あるのですが個人的には人間の弱さにあると思います。
監視が行き届かない中では、つい魔が差してしまいます。
これらは、日ごろからの入居者の財産に触れる際には、見られている・と言う監視の緊張感が効果として如実に発揮します。
遠方に住んでいる親族などで、施設に任せきりにしている状態や面会などでチェック機能が低下していることが原因に挙げられます。
当事務所では、親族に代わり入居者様の面会や財産状況をチェックすることも可能な見守り契約を提案しています。
一度、検討してみては、いかがでしょうか?
万が一、職員の窃盗事件が発生した場合は、施設側弁済・保障してくれる場合もありますが、個人の犯罪として金銭の返済・保障をしてくれない施設もございます。
また、金銭的に余裕のない施設などもございますので、一度、財産を搾取されますと戻ってこない事もありますので、対策・未然に防ぐ準備は大切です。



 
2025年04月08日 10:35

アーセル法務事務所

事務所名 アーセル法務事務所
所在地 〒657-0864
兵庫県神戸市灘区
新在家南町6-1-13
TEL/FAX 078-277-0003

ブログカテゴリ

モバイルサイト

アーセル法務事務所スマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら