保留音は「詐欺が多発しているのでお気を付けください」を信用し100万円の被害に
鳥取県警は、2月25日、鳥取市の30代の男性が100万円の特殊詐欺被害に遭ったと発表しました。警察官を名乗る犯人は、電話を代わる際の保留音に「詐欺被害が多発しているので、お気を付けください」との音声を流し、男性を信じ込ませていたという。
警察によりますと、2月12日、男性のスマートフォンに警視庁の警察官を名乗る女から着信があり「あなたがマネーロンダリングに関わっている疑いがある。担当者に代わる」と言われた。
男性が待つ間に、電話口から詐欺への注意を促す保留音が流れた。
次に、岡山県警の警察官を名乗る男から「口座が詐欺に使われている」と言われ、LINE(ライン)のビデオ通話に移行。
警察手帳や逮捕状のようなものを見せられ、その後、捜査に協力してほしいと言われ振り込みを指示されました。
男性は、指定口座に100万円を振り込み、騙された。
被害者の男性は、保留音の「詐欺被害が多発しているので、お気を付けください」を信用してしまいましたと回答しています。
最近の傾向としまして、
自動音声を使用して、騙す手口が増えています。
自動音声は、安心感などを増す効果があると思われますので、注意が必要です。
2025年03月07日 11:00