実態のない副業を紹介するとうたい、全国3000人から約13億円騙し取る
実態のない副業を紹介し、それを始めるための料金として男性から約100万円相当の暗号資産を騙し取ったとして、特殊詐欺グループの男女22人が逮捕されました。グループは少なくとも全国の3000人から約13億円ほど騙し取っていました。
警視庁によりますと、男らはグループが運営している副業紹介サイトやLINEの広告を見て連絡してきた利用者に対して、出会い系サイトのサクラ(偽りのアルバイトのこと)やLINEのスタンプを送るだけという実態のない仕事を紹介し、「月30万円から100万円は稼げる」「初心者でも簡単に稼げる」と言って勧誘していました。
そのうえで、副業を始めるには、数十万円から1千万円のプランの購入が必要と話して、暗号資産や現金を振り込ませていたということです。
グループが拠点にしていた東京・新宿区のビルからは、パソコン40台、スマートフォン50台が押収されています。
2024年11月12日 11:36