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認知症などの行方不明者が11年連続で過去最多に

警察庁が、先ほど公表した全国の警察に届け出があった認知症やその疑いがある行方不明者が延べ 1万9039人と発表しました。
前年から330人増え、統計開始以来、11年連続で最多更新となりました。
内訳は、80代以上が 1万1224人 70代が 6838人 に対して60代以下は977人でした。
70代から危険性が高まる傾向が伺えます。
都道府県別では、兵庫県が2094人と最多で 大阪府が2016人と続いています。(関西圏が突出しています)
2023年以前に届け出あって人も含めると、1万8221人が生存した状態で見つかり、うち1万7988人は届け出から3か月以内でした。
553人は死亡して見つかった。
高齢化を背景に今後も増え続けると予測されている。
認知症については、厚生労働省の統計によると、2012年で約462万人と推定され、来年の2025年には約700万人(65歳以上の約5人に1人が認知症に)に達すると予測されています。
認知症は、こまめに観察していないと早期の発見が遅れ放置しておくと様々な問題が発生し、詐欺や悪徳商法の対象になり財産を根こそぎ失う事態にもなりかねません。
また、不相応の寄付などの勧誘を受けたりしかねません。
高齢のご両親がいる皆様、ご自身と家庭は大丈夫と思わずに、ご両親が健康な内になんらかの対策を取るようにして下さい。
認知症に関心がないことが、一番の油断となって後悔をする事態になり、ご自身のご家族を不幸に導く可能性があります。




 
2024年07月16日 13:16

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