兵庫県内の70代の男性が約6億6000万円投資詐欺に
今回も、かなりの高額被害です。
投資詐欺の被害が後を絶ちません。
警察庁の公表は、特殊詐欺被害額と投資詐欺被害額は分けて発表されています。
2023年度は合わせて、約630億もの被害額になっています。この莫大な金額が犯罪集団に流れていることになります。
資金があるということは、新たに騙すために資金を投資できるため益々。最新のシステム(人口知能AIなど)利用して、高度化、巧妙化し、高齢者に限らず誰が騙されても不思議ではない世の中に突入しています。
最近では、QRコードを利用した手口も増え始めていますし、騙される方の年齢も比較的若い30代・40代の方も多くの被害に遭われている現状です。
騙す根拠は、裁判所、警察官、検察官をかたり逮捕をする、公共料金の未納、税金の未納、投資により利益が出ているので「あなたも参加しないと」煽る
等、多岐にわたっています。
騙されないにようにするには、世間の情報や知識・そのような場面に遭遇した場合の予め対処の方法などをご自身で身構えている事など、もはや準備をしていないと、どんな方でも騙されても不思議ではないのです。
今回の事例も、約6億6000万円という、とんでもない金額を失っています。
当ホームページに掲載していますが、この70代の男性に万が一の事があった場合は、ご家族が約6億6000万円を相続していたはずです。
このお金を当たり前の様に相続していれば、子供世代、孫世代は豊かで、楽しい人生を過ごせたはずです。
今回の件で一瞬にして、豊な人生を失たことになります。
騙す方が悪いのは当たり前ですが、資産を保有している高齢のご両親や祖父母に対策を講じなかった子供世代などの無関心の責任もあるはずです。
再三、お伝えしているとおり、現在の世の中は「当然に」「当たり前に」資産を承継できる世の中では無いということに、危機感をもって頂きたいのです。
皆様、対策を取ってください。
資産を継承する準備をしてください。
決して、他人事とは思わずに、危機感を感じて下さい。
今回の事例は、兵庫県内に住む70代の男性が、SNS上で嘘の投資話を持ち掛けられ、2月から3月にかけ、この人物に指定された口座に10数回にわたり約6億6000万円を振り込んだということです。
男性が振り込んだ一部を引き出そうとしたところ、「引き出すにはお金がいる」と言われと事から不審に思い警察に相談して発覚しました。