神戸市は6月から身寄りのない高齢者の生前予約に着手
神戸市によると、死後に引き取り手のない「無縁遺骨」が増えています。2023年度は、634人で10年前の1.6倍に増加。一定の収入があるなど、生活保護を受給してない人に限りれば約3倍に急増しています。
国の将来推計によれば、高齢者の単身世帯は2050年に全世帯の20%を超える見通しですが(5世帯に1世帯に)、都市部では加速しています。
その為、神戸市では6月より身寄りのない高齢者が市を通じて葬儀や納骨を生前予約できる制度を始めます。
神戸市内の高齢者のうち、1人暮らしは約10万1800人(20年の国勢調査による)になります。
この内、生活保護を受給していない人の中には、葬儀や埋葬方法を希望しているのに無縁遺骨として扱われている人が多数いるとしています。
市を通じて、エンディングプラン・サポート事業を開設し、手取りが20万程度の身寄りのない高齢者を対象にしています。
葬儀や納骨を希望する旨を書いた自宅用の張り紙や病院などで示してもらうカードを用意し、年1回以上、電話や家庭訪問で安否を把握する。
葬儀を希望する場合は、基本料金を約20万円とする。
このようなサービスは市が運営するため安心で、安価で利用できます。
ご興味ある方がいましたら、付き添いなどの支援を行いますので、お気軽にご相談下さい。
2024年05月14日 10:18