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ホストクラブ・メンズカフェの高額料金を支払う若い女性を狙う事例パート2

自治会費を横領したり勤務先から現金を盗んだ罪に問われている女(48歳)の初公判が18日、甲府地裁で開かれました。
自治会費 約141万円 勤務していたスーパーのレジから約140万円を盗み、大阪府内のホストクラブのお気に入りのホストにつぎこんでいました。
一晩に、200万円をホストにつぎ込むこともあったと証言しています。

このように昨今、ホストクラブにまつわる事件や逮捕者が摘発されています。
記憶にもある方もいるかと思いますが、「頂き女子りりちゃん」と名乗る25歳の女がホストに貢ぐために、男性3人から約1億5千万円を騙し取ったとして
懲役13年を求刑されました。
騙し取ったお金は、すべてお気に入りのホストにつぎこんでいましたが、そのホストも騙し取った現金だと知っていたとして逮捕されています。
警察庁が取り締まりに力を入れ始め、またメディアが積極的に報道し始めたためですが、何も今に始まったわけでは有りません。
以前から問題として高額の売掛金(いわゆるツケで飲食やサービスを提供すること)を女性に貸し、支払いに困窮すれば風俗産業で働くよう勧めたり、紹介するなどの事例はたくさん有りました。
被害者のほとんどが若い女性です。
最近は、未成年も多数、見受けられるようになりました。

少し視点を変えて、ホストクラブを産業として検証してみましょう。
男女雇用均等法が施行され、男女同額賃金、女性の社会進出、女性の管理職の増加などが上げられますが、現実は一部の大企業や公務員などです。
地方都市や中小企業などでは、まだまだ格差は存在します。
全国で800店以上あると言われているホストクラブが、どう経営的に運営されているのか?
テレビやマスメディア(ドラマ・漫画)がホストが何千万円売り上げた、給料が月に何百万円と報道していますが、それは正当なお金が原資なのか?
個人的には疑問が拭えません。
もちろん、真面目に経営されて、それだけの利益や正当な報酬として稼いでいるホストクラブやホストは当然に存在するでしょうが、社会情勢から鑑みると数は少ないはずです。
ましてや、働いていない学生、若い女性(一般の会社員)がホストクラブの顧客になるだけの収入があるはずが有りません。

娘さんをお持ちのご両親の皆様、新年度を迎え新たな生活をはじめるお子さんたちには、色々な社会の誘惑や知識や経験値の少ない出来事に出くわすことも人生、たくさんあります。
若い女性は特に、狙われやすいので娘さんに現実の情報・知識として教えてあげることも必要です。
また、生活の変化、身なりの変化などを見逃さないように、お願い申し上げます。
当事務所の見守り契約なども、活用してみてはいかがでしょうか?




 
2024年04月19日 11:49

アーセル法務事務所

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