ホストクラブ・メンズカフェの高額料金を支払う若い女性を狙う事例
報道でも公表されていますが、先日、東京の歌舞伎町のホストクラブの従業員の「連士(れんじ)」と名乗る、大学生の男(22歳)が逮捕されました。通称、トー横広場に友人と遊びに来ていた、女子高生(16歳)に本人が未成年と告げたにもかかわらず、ナンパ目的を装い、ホストクラブに連れ込みました。
大学生の男は、LINEで女子高生を誘い出し、昨年3月から7月の間に計10回に渡りホストクラブに来させ、合計600万円を店で使わせ、売掛金100万円を背負わされました。
女子高生は支払いに、母親のクレジットカードや祖母の貯金通帳から現金を引き出して支払いに充てていましたが、手持ちの現金がなくなると自宅から金品を持ち出して換金したり、新宿などで売春をしてホスト代を工面していました。
今年の2月に母親が新宿少年センターに相談したことにより発覚しました。
また、TBSの報道番組で紹介されていたケースでは、普通の女子大生(20歳)がマッチングアプリで知り合った男性に恋愛感情を抱き、のちに男性が俺はホストだと明かし、店に来てほしと誘い出し半年間で総額1800万円をつぎ込みました
女子大生は当時、大学に馴染めずに悩んでいたりしていて、心が弱ていたりしました。
その隙間をつけ込まれている状況です。
全国にホストクラブは、800店以上あると言われています。(メンズカフェも含めると900店はあると予測されています)
これらの業態のお店は、とにかく料金が高額です。
学生や一般の会社員が支払える料金体系をしていません。
顧客のターゲットを最近は、未成年や学生もしくは若者を狙っています。
最初は、体験料金などと言った安い金額でお店に誘いだし、連絡先などを聞き出し頻繁にメールなどで営業や甘い言葉をささやき疑似恋愛などや困り事の相談に乗る振りをしたりして、関係を構築させてホストクラブに向かうように仕向けます。
昨年度も東京都職員や公務員あげくは女性警察官までもが、ホストクラブにハマり、その費用を捻出するために、風俗店でアルバイトをする事例が報道等で公表されています。
当事務所のある関西圏でも300店舗近くのホストクラブが存在しています。(大阪府大阪市内中心に約200店 兵庫県神戸市を中心に約50店)
娘さんの子供がいる親御様の皆様、お子さんに知識として教えてあげる事、また、日々の生活の様子や変化を見逃さないように言動などに注意深く観察する様に、お願い申し上げます。
また、当事務所の見守り契約(若者編)などの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
2024年04月12日 14:26