空き家の固定資産税の増税についてパート2
統計上のデータを、ご紹介します。2022年 死者数 153万人 出生数 79万人
2023年は推定値になりますが、死者数は160万人を超える見込み 出生数は76万人近くと推定されています。
2025年には、団塊の世代と言われている世代が、後期高齢者(75歳以上)に突入します。
(団塊の世代とは人口が一番多い世代で1947~1949年に生まれた方で出生数が200万人に超えていた時代です)
今後、死亡者数は確実に増加していきます。
人が亡くなると、当然に住んでいた自宅が空き家、中古物件として市場に供給されるます。
2015年のデータですが、45歳から54歳までの生涯未婚率 男性 23.3% 女性 14.1%です。この数字は年々増加しています。
当然に、これからも新築物件は供給されていきます。
この数字を見て、お解かりになられると思います。
不動産を購入する人口が減少していくのに対して、中古物件は確実に増加していきます。
相続で不動産を受け継ぎ、金銭に換金するのが、益々、簡単ではなくなります。
東京23区や大都市などの物件は、値上がり期待や高値、または、それなりの価格で取引できますが、現実は極一部の物件で大多数は買い手を探すのに苦労する物件がほとんどです。
皆様におかれましては、空き家、相続で受け継いだ不動産など、真剣に考えるキッカケにして頂ければ幸いです。
2024年02月06日 12:50